人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ぽろりの鎌倉散策紀

今日はやっとこさ初詣に行きました。

鎌倉です。
というか、鎌倉五山を制覇してしまおうというこの素敵な企画、
天気もよく暖かかったのが幸いです。
では、ちょっくら行っちゃいますか。

まずは鎌倉の玄関口、北鎌倉にて下車。
そう、鎌倉の名刹を訪れるならば、ここをスタートにする人は多いのではないかと思われる
円覚寺があるのです。
ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_23261872.jpg
この円覚寺、この旅の趣旨にも違わずもちろん鎌倉五山の一つ。



ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_2330939.jpgぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_23302589.jpg
ここは広いよね。観光客も多いし、
鎌倉の寺社の中でも趣きがある寺の類だね。


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_2335106.jpg
こんなに天気が良いのに、
人がまばら。
みんな先週くらいに殺到してたのかな。


実は円覚寺に着く前には会社からの電話があってその対応をしてたので、
いまいち気分的にのらなかったんだ。
でも、この青い空を見てると、心が洗われるような気がしたよ。

さて、続きましては浄智寺。
ここは、結構小さいお寺なんだ。
京五山と比べて規模で言ったら鎌倉五山は小さい。
円覚寺・建長寺くらいしか比較にならないかな。
でもその分、絶妙な味があるような気がする。

ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_23432719.jpg
三門超えて受付までの道。
ほら、何か味があるでしょ。



ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0373538.jpg
こんな看板出てた。
なんだと思ってると・・・


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0375592.jpg
いたー!
指差してる!
笑ってる!


お腹をさすると元気がもらえるって言うから
思いっきり触ってきたよ。
白い石像なんだけど、
お腹のところだけ黒かったのはちょっとひいたなあ(しょうがないけど)。

さてさて、どんどん行くよ。
なんてったって京都のときと違って強行スケジュールだからね。
ほんとにこれくらいの勢いで回らないといけなかったんだ。
(寝坊して出発が遅れたから)

次は鎌倉五山の最高格付。
臨済宗は建長寺です。

ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_23495148.jpg
きたよー。
きちゃいましたよ、建長寺。
ちょっと俗な感じはするけどね。


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_040113.jpg
三門、でけー。
これくらいの三門だと感動するよね。
鎌倉はこじんまりしたお寺が多いから、
建長寺はちょっと異種な感じがするね。


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_2352631.jpg
この重厚な感じが歴史を感じさせてくれるよね。
木造建築って素晴らしい。


建長寺ではどっかの国のご家族に写真を撮ってあげたら、
一緒に回ることになってしまったんだ。
その関係で写真を全然撮っていない。
まあ、外人さんが京都ではなく鎌倉に来るっていうのも考えてみれば面白いよね。

ここで、ちょいと休憩。
休憩って言ったって休むわけではないよ。
鎌倉五山から離れて、個人的に初詣をしようと思ったわけです。
まあ、鎌倉五山の旅も個人的なものなのだが・・・

そうです、先日も話した通り、
関東の鎮護・鶴岡八幡宮にきてるのですよ。

ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_23585230.jpg
この写真でどこかわからなかったら、
あんたモグリだよ。


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0414582.jpgしかし、これだけ人がいると、
写真なんてあったもんじゃねえな。
去年も言ったが、東洋の神秘だ。


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_013741.jpg
八幡様はいつもこの景色を見ているわけですな。


八幡様では恒例の破魔矢ゲット&おみくじタイムです。
鶴岡八幡宮の破魔矢お守りは小さくてかっこいいので好きなのです。
財布に入る大きさで持ち運べるから嬉しいんだ。
縁結びのお守りも買ってしまおうと思ったのだが、
周囲の目が気になって買えませんでした。
オレってどうでもいいところでも小心者だなあ。

つづいて、おみくじ。
去年は成田山で「吉」でした。
さて今年はどうなるでしょう?

ガシャガシャガシャ!
「四十五番お願いします。」
「はいどうぞ」

さあ、どうだ!
おれの一年はどうなんだ!!
どうなっちゃうんだ!!!

恐怖と期待の入り混じった微妙な面持ちの中
やはり恐る恐る開けてみる。

キ、キタ・・・
キター!!!!!!!!
ついに来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大吉です。
おかあさーん。

えー、みなさん明けましておめでとうございます。
オレの今年は今日からです。
大吉といえば、中学の時奈良に修学旅行に行たった時、
どっかの寺で第一番大吉引いて以来なんだよ。

こりゃ気分良いわ。
今年はもう敵無しじゃん。
かかってこい。

とまあ、こんなことがありました。
さて、本編に戻りましょう。
鶴岡八幡宮過ぎて、さらに東進すること15分。
浄妙寺にたどり着きます。

ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0142425.jpg
ここはほんとに小さい。
誰も鎌倉五山というものに名を連ねている寺だなんて気付かないんじゃないか?


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0144638.jpg
これがほぼ全景だもの。


でも、ここには面白いものがあるんだ。
足利貞氏の墓なんてものがある。
足利尊氏の父親です。

足利家がどこの豪族なのか知らないのですが、
子供は将軍となり京都にいるのに、
父親の墓は鎌倉にあるっていうのが謎です。
室町時代には興味無いので知らないのですが、
足利ってここら辺の人なの?

いよいよ次は鎌倉五山の旅の最終章。
寿福寺です。

ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_024557.jpg寿福寺は普通わかんないんじゃないかなあ。
銭洗弁天の方にあるんだけど、
弁天様が半端なく有名だからみんなそっちに行っちゃうでしょ。


ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0243623.jpgぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_0244938.jpg
参道と境内


鎌倉五山の中でここが一番趣きがあったかな。
大きさは今では大したことないんだけど、
昔はすごい大きかったんだって。
近くに、ガイドさんがいて団体客に話してるのをそば耳立ててみたんだ。
なんでも、横須賀線から西側は昔はほとんどの土地が、
この寿福寺の境内だったんだってさ。
五山の中でも唯一境内に入れないって言うのも、
格式の高さを誇ってる証拠なんだろうか。

ぽろりの鎌倉散策紀_e0082441_029288.jpg
オレ、鎌倉には何度もきてるけど、
こんなに良いところがあるなんて知らなかったなあ。


しかし、鎌倉って昼と夜で気温差ありすぎじゃないか?
陽が落ちたらすっごい寒くなってきたよ。
昼ごはん食べてなかったのも一因かもしれないが、
だめだ、たえられない。
とりあえず目的は達成したから良しとしよう。
ほんとはMelting Potで御椀とかお皿とか見たかったんだが。
まあ、いいや。
またすぐ来るでしょう。
ではでは、みなさん、次回の旅を楽しみに。
by porori001 | 2007-01-15 00:35 | ぽろりの鎌倉散策記


<< 2007/1/15  悪夢なアイツ 2007/1/13  久しぶり... >>