人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ぽろりの温泉散策記【伊豆】

はい、ぽろりです。

1月15日16日の両日、久しぶりに温泉に行ってまいりました。
本来であればオレは山の温泉が好きだ。
なんとなく日常から遠く離れた旅情を味わうには、
未踏の地でゆったりと過ごす方が良いだろうという判断だ。
季節は真冬。
まさに俺の好きなローカル線の旅が楽しめる季節だ。
雪に囲まれた山奥、
ランプの宿でほっこりと温泉につかる。
こういうのがオレの理想なのだが、
今回は車で行きたいと言う要望があげられた為、
伊豆に行くことになりました。

まずは、渋谷から東名を一路沼津方面へ。
天気も良いし道路もすいているし快適なドライブ。
あれ?先週も沼津にこなかったっけ?

途中、足柄SAに立ち寄る。
ちょっと話は脱線するが、実はオレは東名を使うときは
ほとんど毎回この足柄SAに立ち寄る。
祖母は大のぬいぐるみ好きだったりする。
オレも大人になるまで知らなかったのだが、
以前めちゃくちゃ大きなぬいぐるみを見て
大はしゃぎしてた祖母の姿を見たことがある。
おそらく自分の子供の頃は貧しくてそんなものは欲しくても
買ってもらえなかったのだろう。(←オレの勝手な推測)

昔足柄SAに寄ったときに祖母にお土産のために
ひよこのかわいいぬいぐるみを買ったことがあるのだ。
しかし、何故か帰宅して車の中を見ても
買ったはずのぬいぐるみが見当たらない。
おそらく車にひょいっと投げ入れたはずが落としてしまっていたのかな。
だから、足柄SAを通るときには
再びそのひよこのぬいぐるみを買いたいと思ってしまうのだ。
しかし、再びそのひよこのぬいぐるみを目にすることは今だにない。
今回もひよこはいなかった。
しかし、なかなか良さ気なふくろうのぬいぐるみがあったので、
これなら喜んでくれるかなー、と思いふと値段を見てみた。

3500円。
なめんな。
なんで、たかがぬいぐるみでそんなにするんだ。
そのまま、ぬいぐるみはスルーで沼津到着。

沼津に着いたときはすでに夕方で、
宿の食事の時間までもそんなに時間があるわけでもなかった。
だから、初日はそのまま宿を目指すことにした。

本日の宿は伊豆は船原温泉にある「山あいの宿 うえだ」さん。
もちろん、以前もご紹介させていただいた
「日本秘湯を守る会」会員の宿です。
やっとスタンプ帳に見栄えが…。

ここの宿は1日最高で7組しか泊まれない宿なのです。
もともとは、誰かの別荘だったと言うような話も聞いたことありますが、
広大な敷地に庭園があしらわれ、
ほんとに山あいの静かな風情が感じられる宿でした。
伊豆、なめるもんじゃありませんね、すいませんでした。

7部屋全部屋に縁側があって、
いろいろな角度があるとはいえ全て庭園に面したつくりになっている。
その縁側にはソファが置いてありのんびりできるようになっているのだ。
ただ、冬はきついかも。
一応、外に出てみたんだけど寒くてじっくり座ってられない。

しかも、この宿、料理もこっちゃってるんですよ。
6組分は食堂で、1組は別室の個室を用意してもらえちゃう。
なんと、オレらがその個室に当たったんですよ、ラッキー!
こりゃ、いかにオレの普段の行いが良いか、ってことの証明だね。

食後、オレは爆睡モード。
途中でお酒とかお菓子とか大量に買ったのに一気に無駄な出費へ。
お風呂に向かったのは朝方の5時でした。

ぽろりの温泉散策記【伊豆】_e0082441_11522199.jpgぽろりの温泉散策記【伊豆】_e0082441_1152315.jpgぽろりの温泉散策記【伊豆】_e0082441_11524017.jpg
こんな感じの露天風呂でした。(一番右だけフラッシュ使用)
基本的に灯りは入り口付近の風呂の上部にあるちょうちんと奥側にあるライトの二つだけなので、かなりな雰囲気出してます。
しかも、ここの露天風呂は普通に20人くらい入れそうなのに貸切なんだ。
昔は普通に共用の露天風呂だったらしいんだけど、
どうせ7組しか泊まらないんだから貸切にしちゃえ、
ってことなんだろうか、すばらしい。

さて、あんまり早く起きたものだから、お腹が空いてしまいました。
朝食の時間を八時に早めてもらいいざ出陣。
朝からほうとう鍋がかかっているではありませんか。
もうねー、感無量です。

チェックインした時にスタンプ帳を預けていたので返却してもらいました。
「山あいの宿 うえだ」さん、すっごい良いよ。
きれいだし、お風呂も良いし、静かだし。
是非是非みんなも行ってください。
ただ、祝前日だと予約がとりにくいので早めの予約が必要です。

さて、宿を出た俺達の次なる目的地は伊豆は修善寺。
ここのそば打ち道場「二八」さんにてそば打ち体験です。
店の名前通り小麦粉2:そば粉8の二八そば。
感想から言うとそばってすっごい早くできあがるのね。
店の対象も「そばは早く打って早く食べるのが一番良い」と言ってました。

まず混ぜます(これが一番だるかった)。
次にこねます。
細長い棒で軽く押し付けながら四角く伸ばします。
そんで切る。
以上、30分弱の作業。
ぽろりの温泉散策記【伊豆】_e0082441_1244726.jpg

手打ち二八そば、完成!

やっぱり、自分で打ったそばは感動するくらいうまいのね。
何もつけなくてもそのまま食べれちゃう感じ。
残念ながらこの店は3月で閉じちゃうんだってさ。
二八さん、ありがとうございました。

で、時間があったので修善寺散歩しました。
修善寺って個人的にはすごい好きなんだよね。
やっぱり歴史があるし、自然もある。
作られた感もあるけど小京都っぽいし。
で、竹林のところのお茶屋さんで一服しました。
あー、のんびりって良いなぁ。
極楽じゃ。

ぽろりの温泉散策記【伊豆】_e0082441_12124560.jpg
で、散歩中変な看板発見。
なんで「普通の」って強調するの?
他は「異常」なのか…

そばも食べてご満足の一行は次に東伊豆の名所(?)大室山に向かいました。
オレいつ見ても思うんだけど、変な形してるよね。
一直線に聳え立っているのも変だけど、
木が全く生えてないってのも不思議だし
何より、まわりに何も無いから風が強い!
冬はきつかったね、ここは。
ぽろりの温泉散策記【伊豆】_e0082441_1232825.jpg
大室山は晴れてたんだけどふと東の方向を見ると
今通ってきた中伊豆の山々には雲がどかっとかかっていました。
ここまで、天気が違うんだね。


さて、だいぶ夕方になってきたので、
一路東京に向かうことにしました。
東伊豆まで来てしまったので帰りは下道でかえります。
かなり、時間がかかることも覚悟の上でしたが、
東京に着いた頃にはもう体力が残っておりませんでした。
爆睡でーす。

何はともあれ久しぶりの温泉を満喫した良い旅でした。
by porori001 | 2006-01-17 11:42 | ぽろりの温泉散策記【伊豆】


<< 2006/1/17 睡眠 2006/1/14 週刊? >>