2005/10/16

ハイエッツという人物をご存知だろうか。

19世紀半ばにイタリアで活躍した画家だ。
おそらくほとんどの人は知らないに違いない。
知っているのは美術学生かかなりな絵画好きに限られるだろう。

オレは写真派なので絵画にはそれほど興味は無い。
ただ、前職が美術系の出版社勤務だったこともあり
普通の人より美術に関する知識はあると思う。
加えて今までの旅行経験で世界に名をはせる数々の名作を
実際にこの目で見てきた。

その中で、もし世界中で一番好きな洋画は何かと聞かれたら
オレは間違いなくこう答えるだろう。
それはハイエッツの「接吻」だ、と。

今は便利な世の中で、ネットで検索すれば
ハイエッツの作品も拝めるかもしれない。
でも、やはり実際に目にして感じる感動は
デジタル画像から得るものとは比較にならないだろう。

ハイエッツの「接吻」はイタリアはミラノの
ブレラ美術館に収蔵されている。
もちろんこの絵に対してうんちくを語るつもりは毛頭無い。
絶対に良いから!と、強要するつもりも無い。
ただ、ミラノに行く機会があったら散歩のついでにたった30分だけ、
このちょっとした作品のために時間を割いてもらえないだろうか。

「モナ・リザ」や「最後の審判」や「ヴィーナスの誕生」等の
歴史的巨匠の名作のような圧倒的なパワーはない。
だけど、そこには人間の生の感情の温かさの「普遍性」を
感じることができるはずだ。
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by porori001 | 2005-10-16 23:59


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